レカ郎写真記


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...... 2023年03月03日 の日記 ......
■ もうすぐ廃止   [ NO. 2023030301-1 ]
この3月、苗穂駅の札幌方にある東9丁目踏切が廃止となります。北海道で唯一危険な開かずの踏切とされていたこの踏切が廃止となり、代替道路へ役割が移されます。
そこで先日撮影に行った際撮ってみました。




もうすぐこの光景が見納めとなります。
確かにここの踏切は閉まっている時間が長いなと感じます。複々線故仕方ないですし、加えて苗穂運転所の出入りや入れ替えでも閉まることがありますので、他とは違う要素も相まって余計に遮断時間が長くなっているのでしょう。
開いたと思ったらまたすぐなりだして閉まるということもしばしばです。そして踏切の幅が広いというのも問題なのでしょう。渡り始めた直後に鳴り出した場合、渡りきる前にすべての遮断機が下り切ってしまうという場面もよく見ました。

昔は複々線にもかなり踏切がありましたが、今ではこの踏切と白石駅の平和方にあるのみに。随分減ったものですね。
今後はアンダーパスや苗穂駅の自由通路を使って線路を渡ることになりますが、ただ今まで平面ですんなり渡れていたものがグルっと回されることで不便になる側面もあります。特に歩行者だと結構この踏切から苗穂駅の自由通路までは距離がありますし、階段などもありますからめんどくさい話ですよね。また自転車も今まではなんの問題もなく通過できましたが、自由通路を使う場合降りて階段を上がることになりますし、通路内は走行禁止ですので線路を渡るだけで一苦労です。せめてこの場所に跨線橋でもかけたら地元住民の歩行者や自転車の負担軽減になったのでは?と思うんですよね。特に高齢者に回り道をしろ、階段を使えというのは酷な話です。踏切から自由通路を通って反対側まで、単純計算で1km近い距離になってしまうようですからね。特に足元が悪くなる冬場は大変になるでしょう。まあ簡単に迂回しろという人たちは普段歩かない、自転車にも乗らない、クルマばかりで移動して歩いてる人なんでしょうけどね。そんな人たちにあえて問いたい。「あなたなら歩いていちいち回り道しますか?」と。普段歩かない人からすれば余計に答えはNOだと思いますが。





こういう光景も見納めだろうと思って撮ってみました。踏切がなくなれば踏切とサッポロビールの煙突のコラボもなくなりますね。

さて問題はこの場所が今後どうなるのか。おそらく何もなかったかのように柵が設置されることでしょう。問題なのは一般的は話ではなく撮影的話し。そこそこ撮影しやすい場所だったのでここが撮影不可になるとちょっと困るかな~と。苗穂駅方向に向いて撮る場足は少し手前からもなんとか撮れますが、札幌駅方向に向いて撮る場合はなかなかきついのでは?と。まあなるようにしかなりませんし、なってみないとなんとも言えませんけどね。

ま、でも見てると結構アリオやサッポロビール園へ行き来すると思われる外国人観光客が危険な横断をしていたりするのを目にしますからね。なんで鳴り出してから渡るかな~という場面を見かけたり、完全に全部の遮断機が下りてしまったのにまだ半分ぐらいしか渡っていないというハラハラする場面も目にします。
危険な踏切とされる箇所はここの他にも全国数多くありますが、その危険の実はルールを守らない渡り方、渡る方の認識にも問題があるようにも私には思えます。ま、言うなれば危険な渡り方でしょうかね。

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