レカ郎写真記


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...... 2023年03月11日 の日記 ......
■ 地下鉄の歯止め   [ NO. 2023031101-1 ]



札幌市営地下鉄はご存じ全国でも唯一の札幌方式によるゴムタイヤを用いた車両ですが、その車両を夜間留置する際に使うのが歯止め。これは通常の鉄道でももちろんありますが、札幌の地下鉄の場合ちょっと独特なものが使われています。
それが今日の写真。通常は各路線の両端駅に設置され、ホームの端の見えない部分や立ち入り禁止エリアに置かれていることが多いですが、南郷7丁目駅では唯一ホーム上に設置場所があり、その姿をしっかり見ることができます。
ゴムタイヤ式の車両ですので、鉄輪の車両に比べると歯止め部分が大きいですね。そして長く伸びる柄にはT字にハンドルのような部分がありますが、ここを使って歯止めの向きを変えます。
夜間本線留置となる車両にはこうした歯止めがかけられるので、両端の車両の側面からこの長い棒とT字の持ちての部分が生えているような状態になります。

南郷7丁目では中線に本線留置する車両が一晩停泊になりますので、その関係でここに歯止めが設置されているのでしょう。

ホーム上にこうしたスペースが確保されているのは札幌の地下鉄でもここだけです。

中線で使うものですので、関係ない2番ホーム向きには柵が設置されており、こちらにもチェーンが2本渡され、本体にもロックとなるバーがつけられ、しっかりと南京錠が付けられています。いたずらや持ち去り防止対策なのでしょう。

ちなみにこの歯止めは2本ありますが、左右のタイヤにかけるのではなく、4番ホーム側のタイヤのみにかけられます。

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