レカ郎写真記


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...... 2023年03月18日 の日記 ......
■ 最後までキハ183系   [ NO. 2023031801-1 ]



17日の運行をもってキハ183系の定期運行が終了しました。
これで北海道から国鉄型の特急型車両が消滅です。
残りはラストランシリーズを残すのみ。それにしてもキハ183系で最後に生き残るのがメインの北海道ではなく、九州の1000番台とは・・・。

今回の定期運行ラスト、私は16日の記事でも述べましたが、17日の最終日のオホーツク3号はキハ283系で運行されるのではないかと思ったんですね。キハ283系のおおぞらラストがそうでした。前日からキハ261系に置き換わっている列車があり、ガッカリした覚えがあったからです。
確かにわざわざ札幌から網走までキハ283系を回送、キハ183系を旭川や網走から札幌へ回送してくる経費を考えると前日から定期便でキハ283系を送り込んでしまった方がいいわけですが、今回はきっちり最後までキハ183系で運行されました。
最後は5両の増結編成で、車内を見るとグリーン車に至るまでかなりの乗車率だったように見受けられます。普通に乗っていた人の他に、ラストだからということで乗っていた人も少なからずいたのかもしれませんね。

なおキハ283系は17日に網走へ回送になっているようなので、18日に今度は網走方面からキハ183系が返却回送されてくることでしょう。

今回は確かに経費や効率のことを考えれば前日のオホーツク3号でキハ283系を送り込む方がよいのかもしれませんが、車両の設備内容がキハ183系のオホーツクとキハ283系とでは違ってきますので、それもあってキハ183系で最後まで運行したのかもしれませんね。最大の違いはグリーン車の有無でしょうか。なので単純に代走のような形でキハ183系をキハ283系に置き換えて運行できなかったというのもあったのかもしれませんね。
返却回送は8両やもしかすると10両といった編成になるのか、それとも大雪で運用を終えた編成、オホーツクで運用を終えた編成それぞれ別々に回送されるのかが気になるところです。

それにしても明日からはオホーツク、大雪にグリーン車がなくなり、基本3両編成となります。元々新車がなかなか当たらない石北線特急ですが、それに加えて減車とどんどん劣化していっている気がします。
高速バスの方もドライバー不足で減便が継続のようですし、札幌ー北見・網走の都市間輸送は試練に次ぐ試練ですね。
一方で新幹線延伸と言ってるわけですから、同じ北海道なのに利便性の面で年々開きが大きくなっており、札幌から離れれば離れるほど住民はペナルティでも課せられているような状態になっている感じがします。こうしたことも都市一極集中や地方の過疎化に拍車がかかる要因になっているのでしょうね。

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