レカ郎写真記


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...... 2023年03月20日 の日記 ......
■ 新生石北線特急   [ NO. 2023032001-1 ]



18日のダイヤ改正でキハ183系が定期運用を終え、変わって石北線特急として再デビューしたのがキハ283系。おおぞらでの運用終了から1年の時を経て、再び道東と道央を結ぶ役割を担うことになりましたが、今度の路線は海沿いを走るということはないんですよね。もうキハ283系と海とのコラボは見られないということです。

おおぞらの運用を降りて1年の時を経て戻って来たキハ283系ですが、変わり果てた姿となっていました。かつて最大11両や12両編成を組んで札幌ー釧路を行き来していたキハ283系ですが、石北線特急として久々に出てきたキハ283系は3両編成でグリーン車もないというなんとも小さな姿に。まるで試運転のようです。首都圏では考えられない規模の小さい特急列車ですし、快速エアポートや6両編成の普通列車より短いんですよね。設備もリクライニングシートがついているぐらいで、特別なものはありません。所要時間もキハ183系とあまり変わらない状態ですし、売りだった振り子も停止状態。もうかつての面影はありません。まさに新幹線の開業によって新幹線に玉突き式でキハ261系が押し出されてくるのを待っているかのような、間つなぎ的な存在丸出しという感じです。
ふと思ったのは、これがもしキハ261系になった時、石北線特急にグリーン車が復活することはあるのだろうかということ。サロベツがそうですよね。キハ261系になったことでグリーン車が復活というより新設になりました。

久々にお客さんを乗せてキハ283系が本線を走ったわけですが、今までまず走ることがなかった函館本線を昨日まで走っていたかのように行くキハ283系でしたが、気になるのはヘッドマーク。私はOKマークになるのかな?と思っていたんですが、やって来た姿を見るとなにやらめいっぱい表示が出ています。よく見るとイラスト入りのものでした。でもキハ283系は北斗系列、おおぞら系列、とかち系列には対応していましたが、まさか全く今まで対応していなかったオホーツクを表示するようになるとはちょっと思わなかったです。

この1年キロ282をはじめ廃形式や廃区番台が出たキハ283系、かつての面影はありませんが、2編成が今もしぶとく生き残る785系同様、多くの戦友を失ってもなお生き残ったキハ283系には末永く頑張ってほしいものです。といっても10年も活躍期間が残っていないのかもしれませんけどね。

それにしても3両は短いですね。キハ183系の感覚でいましたので、そのつもりでカメラをセットしてしまったので、3両で現れた姿を見て「ああ!そだった」と思った時には時すでに遅しでした。

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