先日引退したキハ183系ですが、ラストランの前の日特急ニセコで逆向きになってしまった編成の向きを戻すがごとく、往路山線経由、復路千歳線経由でクラブツーリズム主催の団体列車が運行されました。
この編成、前後の車両以外グリーン車というものすごい編成。しかも2両は復刻カラーです。ラストランのオホーツクはこの編成に中間車を増結ものだったわけですが、団体列車としてはこれが最後になりました。 ヘッドマークは何だろうと思ったら「団体」。うーん・・・でしたが、でも物は考えようでキハ183系の団臨って団体表示より臨時表示の方が多かった気がします。集約臨がそれですね。 ちなみにラストランのオホーツクはヘッドマークがオホーツクでしたが、側面が臨時だったので「あれ!?それありなんだ」とちょっと驚きましたけどね。
さてこの団臨、撮影後ちょっとしたおまけがありました。それがこちら
なにやらすぐに後ろからエンジン音と車輪の音がしたので振り向くとキハ261系が・・・。おっとこれは!と撮ったのがこのカットです。 復刻カラーとキハ261系の並びはこの復刻カラーが現役だった頃はあり得ない組み合わせですね。 最初で最後の離合写真となりました。 この日はキハ183系が札幌へ戻って来る30分ほど前から雨が降るという天気で、レインコートを着ながらの撮影でしたが、こんなおまけまで撮れたので結果オーライでしょうか。
ちなみにキハ183系の引退ロードで北斗での運転がありましたが、通常のHETカラーでも「HOKUTO」ではなく「北斗」の幕を出していたとか。復刻カラーの方ならリバイバル運転を想定して古い幕のコマを入れていても納得ですが、HETカラーの方にも入っていたんですね。もしかしてキハ183系って全車に全ての幕が入っていたのでしょうか。となるとキハ183系のオホーツク最後の1年は復刻ヘッドマークでの1年でしたが、あれも元々入っていたということなのでしょうかね。
まあそもそもスラントノーズと違って貫通型は元々ヘッドマークが幕式ではなく外付け式でしたので、こうした過去の幕が入っていること自体わざわざ入れない限りあり得ないんですよね。それら過去の幕が現役だった頃幕式ではなく外付け式だったわけですから。 ま、これもなんでも表示できてしまう変幻自在なLED表示ではなく、幕式だからこそそこに思いやロマンを感じることができるんですけどね。 LEDは確かに幕式よりコストや手間はかかりませんが、味気ないですし表示の価値があまりないように思うんですよね。なんでも表示できてしまうというところが特に。 |
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