
少し鮮度落ちの話題ですが、昨年11月頃からジェイアール北海道バスの車両にフルカラーLEDを搭載したものが登場しています。一足先に様似営業所の都市間車に対しては行われていましたが、一般路線車はこれが初。対象は北広島営業所と小樽営業所のクルマで、順次交換が進められていきました。ちなみに小樽のクルマは札樽線向けの高速車も含みます。
北広島のクルマが選ばれたということで、これはボールパーク関連だろうなと思っていたんですが、JHBではボールパークのシャトルバス関係には一切関わっていないため謎の結果に。まあ台数が他の営業所より少ないので一気に転換作業を進めやすかったのかもしれませんね。
今回のフルカラーLED搭載、前後と側面すべて行われている他、運賃箱も更新になっているようです。 また後面のものはドアの開けると行先表示と「乗降中」の表示が交互に表示されてるようになっています。
このフルカラーLEDへの転換、既存のLED表示機が古くなったからというわけではないようで、比較的年式の浅いクルマでも交換されています。
今日の画像は札幌200か5007ですが、こちらのクルマも18年導入ということでまだ車齢が浅い部類ですが、こうして交換されています。さらに年式の浅い20年式も同様ですし、大型だけでなく、エルガミオといった中型車に対しても同様の扱いとなっています。
またこの他今年導入になった新車からは新製の段階で搭載しているようで、現在のところフルカラーLEDのクルマは北広島、小樽のクルマか今年導入の新車ということでまだ見分けがつきますが、今後他の営業所にも波及していくことになれば、どこのクルマなのか見分けがつきにくくなってくることでしょうね。
最近は厚別管轄の路線に北広島の担当便が数多くあったり、北広島に厚別から車両の貸し出しが行われたりすることがありますが、その際LED表示機の違いでどっちのクルマなのかが判別できるものの、これも今後難しくなるのかもしれません。
JHBでは幕式からLED表示に転換した際やLEDヘッドライトへの交換などの際かなり早い速度で全車にたいして行った前例がありますので、一旦交換が始まるとあっというまに交換されてしまったということがまた起きるかもしれませんね。
余談ですが、厚別営業所管轄路線の北広島担当便がかなりあるように思います。特に江別方面は厚別の路線なのに北広島担当便の方が多いんじゃないかというぐらいです。 もしかすると札幌営業所と共同運行だった本数の多い1系統が札幌営業所の閉所で全便厚別担当になった埋め合わせで北広島が江別方面の厚別管轄路線に多く入るようになったのかもしれないですね。 元々厚別所属だったPKG代のエアロスターなどのクルマが再び江別方面で見られるようになったのは感慨深いものがあります。 |
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