
先日キハ183系の生き残りであるノースレインボーエクスプレスのラストランが行われました。とはいえ最後はクラブツーリズムの貸切列車でしたので一般向けのラストランでもなく、特にこれといった式典などもなく、40年以上続いたキハ183系の最後にしては静かな、そしてさみしい最後となりました。
最後は山線経由で函館まで行った後札幌に戻りその後網走、釧網線経由で釧路に入って終わりという行程でしたが、釧路で今回終わっているので釧路が最後の地になるのでは?と思いがちですが、今月苗穂運転所でキハ183系を並べて有料で行う撮影会がありますので、確実に苗穂へ戻されるはずですね。
今回のツアー、ノースのレビューははこだてエクスプレスだったこと、そして冬期間はよくオホーツク流氷号、のちのオホーツクの風で運用していたため、函館と網走が選ばれたのかな?なんて思ったんですがどうなんでしょう。 釧網線経由で釧路へ向かったのはツアーの行程というだけでなく、山線経由で編成が逆向きになってしまったのを直す目的もあったのでは?と。
ということで今日の写真は先日函館から戻って来た時に撮影した珍しいキハ183−5202が札幌向きとなっているものです。
もうこれでキハ183系を撮ることも乗ることもないんだな〜と思いながら見送りましたが、最盛期にはものすごい種類と数があったキハ183系がもういなくなったとはにわかに信じがたい感じです。また1つ寂しい出来事が増えました。
ちなみに後継となるキハ261系ですが、早くも今年初期のクルマは主要部品の交換というのが計画に上がってきています。え?っと思ってしまいましたが、確かに初期のクルマは06年製ですので車両の寿命としてはもう折り返しを過ぎています。北海道新幹線が札幌まで来る頃には初期のクルマから0番台どころか1000番台からも廃車が出るなんて頃合いになってきているのかもしれませんね。 |
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