
前回はひと昔前の写真としてDD51重連の1080レを掲載しましたが、今回はポパート2ということで、ひと昔前に撮ったバスの写真を。
今日ご紹介するのは北海道中央バス札幌22か1267、日野ブルーリボンです。
このクルマは91年に中央バスが新製導入したブルーリボンの大型ショート車。導入以来一貫して色内営業所おたもい車庫で活躍し、10年9月に除籍されています。 札幌ではあまりみかけなかったブルリの大型ショートながら、小樽にはちょいちょい存在していたのは小樽散策バスがあった関係から。散策バスの前身であるマリン号としてちょこちょこ導入されていたのがこの手のクルマです。 マリン号は専用カラーを纏っており、夏場は後輪に道内では珍しいタイヤカバーを装着して運用されていました。このクルマもそんな1台で、当時既に側面方向幕は大型化されていたものの、このクルマは小型のものが装備されているというのもその証。 昔懐かし中央バススタイルと言えばそうかもしれませんね。 80年代中期頃のショート車にはもっと短いものがいたような記憶がありますが、同期のブルリには70扁平タイヤを装備した低床車の試験導入車も存在することから、このクルマは時代を逆行するようなクルマだったといえるのかもしれませんね。
後にタイヤカバーが通年で取り付けられることがなくなり、散策バスからも外れるようにその散策バスもコロナ以降今は長期運休中、このまま廃止されてしまうのでは?なんて思うのですが、今はどれも過去のものばかりになってしまいました。 専用カラーで登場したこのクルマも後にこのような一般カラーに改められています。
なお余談ですが、こちらのクルマは91〜10年の活躍でしたが、大体同世代と言ってもいい94年式のブルリがわずかながら未だに夕張鉄道に存在し現役というのは改めてすごいな〜と感じます。 夕鉄では同期の91年式も数年前までは生き残っていましたからね。ここまで来れば1台くらいレトロバス的に残してもいいのでは?なんて思ったり。 |
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