
今日は北海道中央バスから1台ご紹介です。 今日ご紹介するのは北海道中央バス大曲営業所所属の札幌200か2850、三菱ふそうエアロスターです。
このクルマは10年に中央バスが導入したKC代のエアロスター。 元々は97年に神奈川中央交通が新製導入したもので、リクライニング機能付きのハイバックシートを搭載するワンロマ車となっています。ただし中央バス移籍の際リクライニングは停止されています。 ちなみにこの時このクルマの他にも中央バスやジェイアール北海道バスにも同型のクルマが移籍しています。
中央バスではライオンキングのラッピング車として再デビューをし、当時は石狩営業所へ配属されましたが、14年に余市へ転属、ライオンキングのラッピングも解除になり、通常カラーへ変更されています。 そんなクルマがおそらく車両としては末期であろう昨年大曲へ再転属となり、久々に札幌圏に復帰となりました。 ただ比較的早い段階で平岡に貸し出し、もしくは転属となっていて、昨年12月頃大曲へ戻っているようです。 ちょうど今日の写真を撮影した直後ぐらいに平岡へ移っており、平岡営業所内でちょこちょこ見かけることもありました。偶然にも昨年12月に私が平岡で見かけた際、完全に平岡のクルマになったのだろうか?と思っていた矢先、大曲へ戻っているようです。
今年で27年目となるこのクルマ、さすがにもう今年限りなのではないかと思うのですが、今となっては貴重な90年代製の生き残りの1台となっています。
それにしてもモノコック時代は10年やそこらで廃車となっていたことを考えると今のクルマは3倍近く使われるクルマもあるほどですからね。バスもまた長寿の時代、言い換えると高齢化の時代と言えるのかもしれません。 |
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