
現在16機体制で運行しているフジドリームエアラインズですが、今年FDA初の退役機が出ます。それが今日ご紹介のJA04FJです。 この機体はFDAの4号機として10年からFDAで活躍していますが、元々は06年シャトルアメリカ→09年リバブリックスエアラインズと渡り歩いている機体で新製導入機ではなく、FDAの中でも最古参になるもの。そのためトップナンバーの1号機など4号機より若い番号をつけている機体よりも先に今年退役となるようなんですね。 そのため4号機退役後からFDAは15機体制になるようです。
気になるのはカラーリング。FDAと言えば各機体がそれぞれ別の色を纏っていますが、この4号機が纏うグリーンは11号機と被っていて唯一2機存在するカラー。ということでこの機体が退役したらグリーンも1機となり被りのなくすべての機体が別々のカラーリングを纏うことになります。
ちなみにFDAではエンブラエル社の機材を使用していますが、エンブラエルE−175が中心ながら3機のみEー170となっていてこの4号機もその1つですが、4号機の退役により170が2機となり貴重品に、そしてもう1機グリーンを纏う11号機は175ですので170でグリーンを纏う機体がいなくなることになります。
さてこの4号機、昨シーズンはよく丘珠にやって来ていた機体の1つでした。昨シーズン、特に午後に丘珠へ飛来する機体は大体特定の機体で固定運用されているかのように回されていて、その固定運用の中の1つにこの4号機がいました。なので昨シーズンはよく見る機体の1つだったんですが、今年からはもう見られなくなるんですね。 また4号機か・・・と思っていたものの、もう見られなくなるとなればもうちょっと撮っておいてもよかったかなと。 今日の写真ですが、今のところ最後に4号機を撮った時のものです。 昨年9月、午後に丘珠を出る便が撮れるギリギリの時期に撮ったものですので高感度でかなり無理をして撮っています。 実際はもっと暗かったんですが、まあ雰囲気が出ればいいかなと思って撮った1枚でした。 丘珠は冬場FDA機の離着陸が困難なため運行していませんが、春になって運行再開出来るのが先か、4号機の退役が先か、最後に丘珠にラストフライトでやって来ることはあるのか、そのあたりも気になるところです。
FDAは昨年丘珠―名古屋に新路線を開設したりして新路線の開拓を進めているため、機材を減らして不足しないのだろうか?と思うものの、一方で不採算路線を休止したりもしているようなので、古参機を1機減らしてもあまり問題ないのかもしれませんね。ある意味路線の廃止や減便でバスを減車するような感じでしょうか。 |
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