
先日ニセコ方面へ行って来ました。その際にニセコバス本社をちょこっと覗いて来たんですが、今日はその時のものを。 今日ご紹介するのはニセコバスに所属する2台のセレガーラです。 左は日野セレガの札幌200か1735、右はいすゞガーラの札幌200か2173です。 1735の方は06年にニセコバスが新製導入したADG代のセレガで、中央バスグループではトップを切って導入になったもの。しかも中央バスグループ唯一のリミテッドエディションでもあります。 ちなみにほぼ同時期に札幌第一観光バスにセレガSHDが入っていますが、ナンバー的にはこちらの方が若干早い導入ということになるものの、実際のところどっちが先に道内入りしたかはわかりませんし、同時かもしれませんしね。 中央バス本体よりも先にグループ会社の方にセレガーラが入っているというのもちょっと面白い点かなと思うのですが、こちらのセレガ、ご覧の通り稼働していない様子。しかも非公式側のパネルが何枚も剥ぎ取られていました。ドアも半開き状態で、見た感じ事実上退役といった状況でした。確かに今年で18年目のクルマですからね。現行車種ということもあって全然そんな経年車には見えませんが。それにADG代は足回りに深刻な欠陥を抱えているとも聞きます。それで特にお金に余裕のある会社はさっさと手放してしまいたかったようで、ADG代が比較的早い段階で中古市場に出回るようになったという背景もあるようです。 ニセコバスでも実際このクルマより先輩にあたるセレガRが一部まだ現役だったりしますから。なるほどな〜という感じがします。
一方ガーラの方ですが、こちらは中央バスから17年に転属して来たもの。こちらはまだ使っているようで、フロントガラスにはひらふウェルカムセンターの入構許可証が出されています。 ただこちらも周りに雪が積もったままになっていますので、それほど稼働しているというわけではないようです。 17年にニセコバス入りではありますが、元々は08年に中央バスが新製導入した中距離路線車ですので今年で16年目のクルマ。 1735はこのクルマより2年年式が古いですが、一貫して貸切車として活躍していましたが、こちらは元中距離路線車ですから2年年式が新しいとはいえ、走行距離はこちらの方が進んでいるのは間違いないはず。ということを考えればこちらも離脱の可能性がありそうです。
比較的近年までは初代セレガなどが廃車扱いになって置かれていたものですが、ついに廃車対象も世代交代の時代なんだな〜という感じですし、こうして本体からグループ会社に渡ったクルマでも離脱する時代なんだなと感じさせられます。デザイン性や現行車種というのもあって全然古くは見えないんですけどね。モノコック時代は10年程度でも古臭いな〜と思ったものですが最近のモデルは全くそういうことはないですね。
もうセレガーラをセレガーラで置き換える時代になっているわけです。とはいえセレガーラももう20年近いモデルになるわけですから、そろそろフルモデルチェンジの話しが出てもいい頃。次はおそらく現行のプロフィアのような目つきになってひょっとするとテールランプは今どきの3連のシーケンシャルフラッシャーライトになったりして・・・なんてひそかに妄想してるんですけどね。 |
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