
現在5月の引退まで復刻カラーで運行している札幌市電の240形243号ですが、先日からお色直しをして少しカラーリングが変わり、これまで側面に入っていた帯は白でしたが、ワンマンカ―を示す赤帯になっています。 まさかこういう企画があるとは思ってませんでした。白帯もいいですが、赤はよりアクセントになって目立ちますね。 ここまでやるならやっぱりこうなると行先表示もLEDではなく幕式へ戻してほしいかな〜なんて思っちゃうんですが、この姿を見られただけでもよしとしましょうか。 細かいことを言えば札幌市の市章も入っていませんし、その代わり市交通事業振興公社のマークが入っていますので完全なものではないんですよね。
改めて赤帯になったことで残し1ヶ月ちょっとで見られなくなってしまうのはちょっともったいないというか惜しい気がします。
この243号が引退したら再び札幌市電から懐かしいカラーを纏う車両がいなくなってしまいますが、今回のこの復刻カラーは交通局や交通事業振興公社の企画で行ったものではなく、クラウドファンディングで実現したもの。なので別の車両で再びというのはさすがに難しいでしょうかね。 ということを念頭に置いてしっかり写真などで記録するだけでなく目に焼き付けておくのも大事かもしれませんね。
この赤帯のワンマンカラーって交通資料館に保存されている車両でも纏っている車両がないので貴重なものですよね。できれば引退後は交通資料館へ・・・なんて言うのは難しいでしょうね。でも210形から続くこの手の車両の保存車両ってないんですよね。なので1両くらいあってもいいような・・・。 |
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