
現行の三菱ふそうエアロスターがデビューして早いもので今年で10年目となります。そんなに経ったのか!と思うばかりですが今日はそんな1台を。 今日ご紹介するのは北海道中央バス大曲営業所所属の札幌200か3763です。
このクルマは14年8月に中央バスが新製導入したエアロスターのうちの1台。道内でトップを切って現行型のエアロスターを導入した中央バスですが、この時入ったクルマは札幌200か3762〜3766までの5台で、ナンバー的に言うと平岡営業所に配備された3762が道内第一号ということになりますが、続く3763がこのクルマ。3764が新川へ配備され、3765が余市、3766が石狩へ配備されましたが、この3765と3766がロマンス車かつP尺のクルマとなりました。エアロスターのロマンス車自体久々ですね。 販売開始が6月で中央バスに納車が8月ですのでかなり早い段階での納車ということになりますが、最初見た時は基本的にはキープコンセプトなマイナーチェンジながら、フロントマスクが大きく変わり、ヘッドライトには一般路線車では初のHIDライト搭載という姿に新時代の到来を感じたものです。 あれから早いものでもう10年なんですね。ということは、このモデルより前の段階でMT車を全廃して完全AT化していたエアロスターですので、MT車の廃止から10年以上になるわけです。そりゃ数も減るわけです。
以来ワンステベースのノンステップ、所謂ゲテノンが導入されたり、そのゲテノンでのロマンス車が導入されたりしていますが、モデル自体この10年でほぼ変わらずといった感じで推移しています。
今年で10年目のモデルとなりますが、初めて見た時のことを今も鮮明に覚えているもののあれから10年か・・・と思うものの、ただ先日は中央バスではなく他社でしたが、運用中に故障し自走不能になって重機に牽引されている姿を見たり、初期のクルマを中心にサビが目立つようになってきたりするところを見ると、月日の流れを感じざるを得ません。
そろそろこのモデルも中古市場へ本格的に流れてくる時代になるのでしょうか。 |
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