レカ郎写真記


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...... 2024年04月10日 の日記 ......
■ ちょっと懐かしいアイテム   [ NO. 2024041001-1 ]
ジェイアール北海道バスで18年導入分の新車から標準搭載されているちょっと懐かしいアイテムがあります。それが今日ご紹介の停車表示灯。


この停車表示灯、札幌だと今ではつけている車両は移籍中古で入って来たクルマぐらいしかありませんが、かつては札幌市営バスでは90年代に導入した車両には標準でついていた他、北海道中央バスでも90年代の中期ぐらいまで、一時標準装備していたことがありました。しかし時代の変化やバス事業者の台所事情が厳しくなってきたことがあったことから車両を導入する際、なるべく安く上げようという流れになり、装備が簡素化されるなどしたため、停車表示灯も非搭載になりいつの間にやら全滅していました。そのためJHBで復活したものを見た時「こういうの懐かしいなぁ〜」と思ったわけです。

中央バスで最初に搭載し始めた90年代初頭の頃は白地に表示灯が点くというものでしたが、新カラーで導入した分からは黒地に表示灯という今日ご紹介のJHBで導入したもののようなタイプにマイナーチェンジして搭載していました。
中央バスで導入したものは他では見ませんので、これこそ独自開発だったのかもしれませんね。右左折の表示が三角形ではなくちゃんとした矢印になっていたんですよね。

過去にさかのぼると降車ボタンにランプがついていなかった時代は運転席上部に「次止まります」などという内容の表示灯が点灯する仕組みになっていたりしたものです。

最近だと夕張鉄道などに移籍中古で入ったクルマに元ユーザー時代からのものがそのままついていたりするのを見ますが、発注車では見なくなった停車表示灯、令和のこの時代になってJHBでまさかの復活となりました。

同じ停車表示灯でも時代が進むと随分進化するもので、まず電球式でなくLEDというのがいかにも今風ですが、LED表示の利点として表示が自由自在に変えられるというものがあります。こちらもブレーキを踏んでいる時とブレーキを解除した時で異なる表示内容に切り替わるという電球時代には出来なかったことが出来るようになっています。



今は3色での表示ですが、そのうちフルカラーLEDにマイナーチェンジされるかもしれませんね。

しかしちょっと気になるのが「とまります ご注意」「うごきます ご注意」という表示。スペース的に「下さい」の3文字ぐらい入りそうな感じですが、「ご注意」となっているのでなんだかお侍さん?という感じがして初めて見た時から妙に気になっています。

JHBの特徴としてこうしたものは運転席の上部に取り付けられていますが、JHBでは運転席上部と中ドアの部分にも取り付けられているということ。ダブルでついているというのは今まで見たことがありません。

他の札幌市内路線事業者に広まるということはちょっと考えにくい装備ですが、JHBは札幌市内路線3社では今のところ車両に一番お金をかけている事業者ではないかと思うんですよね。

個人的には中ドアのこの部分には停車表示灯より運賃表を付けてほしいかな〜と。液晶画面になって以前よりは見やすくなったものの、コマ数が多くなると表示も当然小さくなるため、後ろから運賃表が見づらい、あるいは見えないというのは変わらないため、出来れば車両の真ん中辺にも運賃表がもう1つ欲しいんだけどな〜なんていつも思いながら、悪い目を凝らしてなんとか運賃がいくらなのかを見ようとしてるんですよね〜。

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