
ようやく北海道にも春がやって来て街中では雪が見当たらない状況になって来ました。そんな中今日はラッセルの話題を。 期間末期になって何度か山線ラッセルの送り込み回送を撮りに出てみましたが、昨シーズンと今シーズンのダイヤは発車が遅い時間なので2月にならないとなかなか撮影は厳しいんですよね。送り込みの終点である小樽や最終目的地の小樽築港となるとかなり遅い時期にならないと撮影出来ないというのが辛いところ。そんな中今季は1回くらい初めての場所で撮ってみたい、なんなら海を入れて撮れる場所はないかとあれこれ考えて撮ってみたのが今日のもの。 一応海が入ってます。この日は波が穏やかだったので「海?」という感じですが、この撮影より前に朝里で撮った時は海のご機嫌が悪かったので、その時ここで撮ると海の荒々しさが出たかなと。 銭函ー小樽築港間で海を入れつつある程度列車も大きく撮れる場所ってなかなかないんですよね。下り列車を海側から撮るという方法はありますが、上り列車となると場所が限られてしまいます。 でも山線のラッセルなのに海沿いを走るというのがなんとも矛盾した感じです。
余談ですが、廃線になりまくった結果、北海道では海沿いを列車が走る区間というのは限られたところだけになってしまい、日本海側となると銭函ー小樽築港と宗谷本線の抜海ー南稚内ぐらいのものでしょうかね。これだけ海岸線が長い北海道だというのに、特に日本海を列車の窓から見られる場所って極限られた場所だけなので貴重なんですよね。 そして海沿いを行くラッセル車の姿というのも確実に近い将来見られなくなるものですからね。北海道新幹線の札幌延伸でこのラッセルが主戦場とする小樽ー長万部が廃線になりますので、DE15をそこまでなんとか延命して使い続けたとしても用途廃止でお役御免になってしまいますのでこのタイミングで絶対消えてしまう列車なんですよね。 そうなると冬場に送り込み回送を撮りに出るということもなくなるんでしょうね。そうなると小樽にも行く機会が減りますし、撮影のために列車に乗るということもなくなるのでしょう。 |
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