５月１０日が最終運行日とされている札幌市電の２４３号、いよいよ明日ということになりますが、ラストランを前に先日走ってないかな〜と思って狙いに行ってみました。
スタンバイして比較的すぐに２４３号の姿が遠くに見えましたので、今日はラッキーだなと思ってたんですが待てど暮らせど来ない。そのうち次の便が追い越してこっちへ向かってくるではありませんか。「？？？」です。そう、その日は貸切での運用ですすきの電停にある貸切用の留置線に入っていたのです。そのうち姿が見えなくなったので「あ！逃げられた」と思い、先回りすることに。どうやらすすきの電停で折り返す運用だったようです。
本当ならもう少しちゃんとした場所でと思ったのですが、ここで振り返ると結構近くまで迫っていたのでここでタイムアップということで急遽撮影したのがこちら
この時は気づかなかったのですが、この時実は細かい変化が見られたのです。
今回の貸切電車はどうやらファンによるもの（まあ２４３号をわざわざ貸切るとなればそうなるでしょうけど）で、窓枠のＨゴムがグレー・・・になるように見せかけの装飾が施されていたのです。なのでちょっと側面の印象が違っています。
撮影後振り向くとちょうどＡ１２００形とのすれ違いも発生。１度は逃げられた２４３号でしたが、先回りした結果こんな副産物もゲット出来るとは。
そしてこちらの面はＬＥＤ表示機の上にステッカー貼りで幕式表示が再現されていました。この時は貸切でしたが、電車事業所内での撮影会では行先が入ったものも張り出されたようです。
やっぱりこの旧車にはＬＥＤよりも幕式がしっくりきますね。
ちなみにこちら側はフロントガラス周りのＨゴムもグレーに見えるように細工が施されています。
後日再度撮影した時にはこれらは既に撤去されていましたので、この日限りの姿を見ることが出来ました。この日は何往復かしたようですが、偶然ではありますが、部外者ながらこうした姿を拝めたことに感謝です。 |
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