
今年3月のダイヤ改正から4年ぶりに帰って来たのが区間快速。意外にその種別が戻ってくるのは早かったなと思ったんですが、復活した区間快速は函館本線ではなく、千歳線でエアポートとしてでした。 そんな区間快速を先日今になって初めて撮る機会がありました。 やはりどうせ撮るなら幕式の721系できっちり撮りたいもの。となると意外と難しいんですよね。同じことは運行本数が大幅に増えた特別快速エアポートでも言えます。 特別快速は快速とベースの色が同じなので特別感はありませんが、今度の区間快速はベースが緑なので明らかに快速や特別快速とははっきり違いが分かります。 まさかエアポートで区間快速を見ることになるとは思いませんでしたし、そんな運転形態のエアポートもエアポートの歴史上初なのではないでしょうか。
それにしても今年3月のダイヤ改正で千歳線や室蘭本線の運転形態が随分複雑になりましたね。まあエアポートを10分間隔で走らせるための苦肉の策だったのでしょう。スジ屋さんの苦労が見て取れる感じがします。ただ利用する側からすると分かりにくいと感じますし不便も感じますので、おそらく何度かのダイヤ改正を経て改善されていくことになるのでしょう。 なんとなくですが10分間隔でエアポートを運行するというのは無理なのではないでしょうか。そこに千歳線の場合普通列車、特急列車、貨物列車まで入るわけですからね。札幌ー新千歳空港間に空港連絡用の専用線を引いた方がいいくらいです。っというか新幹線を引くぐらいなら札幌ー新千歳空港間に専用線を作る方が安く済んで経済効果も需要もある気が・・・。
既にエアポートは空港連絡と地元利用の混在でパンク状態だった中、新球場の輸送という任務も新たに増えたわけですからもう千歳線だけでは限界なんですよね。その需要になんとか答えなければならないという結果編み出した苦肉の策が特別快速や区間快速、普通列車の変則的な運行形態に現れているのだと感じます。千歳ー室蘭間の普通列車なんていうのもすごいですからね。しかも2両編成ですし。無理やり感がにじみ出ているのが今年3月のダイヤ改正という印象です。
721系も少しずつ廃車が進んできていますので、この区間快速がいつまで続くのか分かりませんが、721系が区間快速エアポートとして走る年数はそう長くないと思われますから、早い方時期になるべく多く記録するというのが得策でしょうね。
それにしてもこの区間快速、日中時間帯にしかも1時間に1本しか走ってないんですよね。気軽に好きな時間ふら〜っと行って撮れるというものではない感じなので、案外少ない撮影チャンスを721系で撮るというのは難易度がそこそこ高い列車なのかもしれません。 |
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