
今日は消防車を1台ご紹介です。 今日は札幌市消防局の救助車、中央9のご紹介です。
見るからに迫力ある消防車ですが、このクルマは中央消防署に所属し、特別高度救援隊が運用する救助工作車Vです。 ベースは日野プロフィアの3軸車ですので、シャーシとしてはダンプなどに使われるものと同じでしょうかね。なお架装は田井自動車となっています。 比較的新しい車両に見えますが、これでも12年導入なので既に12年目、干支を一回りしています。ルーフの警光灯は今風のLED式で平べったいタイプなんですけどね。
この3軸の消防車、札幌市消防局でも数少ないタイプの車両ですし、見た目がゴツイのでやはり見かけるとつい目が行ってしまう存在です。 もう1つ目をひくポイントはフロントノーズの長さ。そのバンパーの上には乗れるように加工されています。またフックが2つついていますね。
この車両、大型ということで装備もてんこ盛りとなっており、最大引張力5tのウィンチ、リアには吊り上げ能力約3tのユニック、2灯の投光器や画像探索機、地中音響探査機、熱画像装置、暗視装置などを備えており、札幌市や北海道だけでなく、道外の訓練などにも参加するほどの活躍ぶりとなっています。
この手のトラックは元々がお高いものですが、これだけの装置を備えているとなれば一体1台いくらぐらいになるんでしょうね。
まさに頼もしい存在ではありますが、こうした特別な車両が大活躍するような事態にはならないに越したことはないですね。 |
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