
就航まで延期を繰り返していたトキエアが今年ついに丘珠ー新潟に就航しました。一時はほんとに大丈夫なんだろうか?と心配になりましたが、いざ就航してみると搭乗率は好調で当初は週5日だった運行日がどんどん増えて今では毎日の運行に。私も正直丘珠ー新潟でどれだけの需要があるんだろうと思っていたので、これには少々驚きでした。小樽ー新潟のフェリー航路もありますが、やはり飛行機だとアメリカやヨーロッパに行けてしまうぐらい時間がかかるフェリーより飛行機の方が早いということで飛行機を選ぶ人が相次いだのかもしれませんね。
そして現在道内でこのトキエアの飛行機が見られるのは新千歳でも旭川でもなく丘珠で、かつトキエアが導入したATR72−600が見られるのも道内では丘珠だけなんですよね。
今年は2号機がメインでしたが、来年はどうなるのでしょう。運行便数なども含めて気になるところです。
どうせならHACも共同運行というような形で丘珠ー新潟の路線を開設すればいいような気もするんですが、まあそんな余裕はないでしょうね。やるとすれば5号機を用意しなければならないでしょうし。
というわけで今日の写真は真横から撮ったトキエアの2号機です。 2号機は訓練の段階で何度も撮っていたので、ちょっと違う角度からも撮ってみようということで狙ったもの。 ちょうど誘導をを進んで来てこれから離陸体制に入るため180度旋回しているところですので、前輪がほぼ真横を向いています。これほどステアリングする前輪は飛行機以外では見たことがありません。この場合円の中心となる右後輪はコンパスの針のようにその場でグリグリ回っているに近い状態でしょうね。トレーラーがUターンしているシーンで見たことがありますがあれは圧倒される光景でした。 |
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