
線路でも道路でも必ずあるのがその路線の起点となる0キロポストですが、札沼線の0キロポストは桑園駅にあります。それが今日の写真のもの。以前ちょっと面白そうなので撮ってみたものです。 やはり特別なキロポストだけあって黄色い標識になっています。 この0キロポスト、桑園駅ホームの中央というより少し札幌寄りの地点にありますので、ホームの中央ではなく、桑園駅構内全体の中央ということになるのでしょうね。 2点面白いのが、補助的にもう1つ標識があり、駅の中心から札幌寄りは函館本線285k300mとなっている点。ここから先は函館本線ということになります。 もう1点はその表示。正式名称は今も札沼線で学園都市線は愛称のはずですが、ある意味こうした公式の標識とも言えるものに札沼線ではなく愛称である学園都市線が用いられている点です。 まあ今となっては札沼線の大半は廃線となってしまって石狩沼田まで通じていた時代はとっくに懐かしくなっており、もう少しするとその石狩沼田も留萌線全廃によって廃駅になりますから、この際学園都市線と正式名称を改めた藻いいのかななんて思ったりもするんですが、ただ石狩沼田までつながっていた時代の名残として残し続けるのも悪いことではないし歴史を語る上では重要だよなとも思うんですよね。
ちなみに札幌圏で0キロポスト標識って意外と見る機会がないんですよね。千歳線の0キロポストが札幌市内にありそうな気もしますが、千歳線の分岐点である白石は千歳線的には終点にあたり、起点は沼ノ端ですので札幌市内には0キロポストがありません。
列車は札幌起終点としているものもすくなくないのに、道内最大の駅である札幌駅はどの路線の起終点になっていない駅でもあるんですよね。 |
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