
当サイト20周年として20年前の写真を以前掲載しましたが、今回はバス編です。 といってもまだ本格的にバスを撮り始める前でしたので、さほど枚数はなく、20年前の写真はこれだと確定できるものも少ないのですが、そんな中確定出来るものが今日の写真。 陸別駅前で撮ったものですが、ふるさと銀河線廃止に伴い運行開始となった代替バスのうち、池田・帯広方を担当している十勝バスのレインボーHRです。 とはいえこの写真は20年前ではなく、廃止後に現地へ行った19年前ではないかと思うのですので、約20年前といったところでしょうか。 陸別を境に帯広方を十勝バス、北見方を北海道北見バスが担当することになったこの代替バスですが、当時車両が随分とハイレベルなものでした。 北見バスは路線車ではあまりみないアルミホイールまで装備した三菱ふそうエアロスター・ノンステップで導入されましたが、一方の十勝バスは車両こそ中型ベースロングの日野レインボーHRながら、リクライニングシートを備えるハイレベルな車両で導入となっています。 それにしても片道3時間近くかかる路線にいくらリクライニングシートを備えているとはいえ、中型車というのは少々厳しい気がするんですけどね。本来そんな使い方を想定しているクルマとも思えませんし。 同じ路線車でも自家用ベースでトップドアのある程度中距離、長距離にも耐えうる車両や、高速車が用意されてもおかしくない距離です。
なお初代銀河線代替路線向けの車両は既に銀河線代替路線を降りて市内専用に転用されていて現在は2代目の車両が運行を引き継いでいますが、リクライニングシートは搭載していないようですし、銀河線代替路線用としてではなく、長距離路線車としての位置づけなので、銀河線代替路線の他にも広尾線代替路線などにも共通で運用されているようです。
初代のクルマももうそろそろ廃車を迎える時期でしょうか。特に長距離で酷使されていた時代がありますので、銀河線代替路線向けのクルマは同世代のクルマよりも早く廃車対象になりそうな気がします。 |
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