レカ郎写真記


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...... 2025年04月14日 の日記 ......
■ 希少な移籍車   [ NO. 2025041401-1 ]



今日は希少な移籍車を1台。
今日ご紹介するのはTKB観光の札幌200か4826です。
以前も取り上げたことがあるような気もしますが、このクルマは17年にTKB観光が導入したもの。元々は見る人が見ればすぐに分かる通り、大阪空港交通が01年に新製導入したKL代のクルマです。
一見すると日産ディーゼルのスペースアローに見えますが、こちらは三菱ふそうのエアロバスシャーシ+西日本車体工業92MC・ネオロイヤルC−Tという一癖あるクルマ。
この手のクルマは他にあまり知らないのですが、そうなると道内に入って来た移籍車の中でもかなり希少なクルマということになりますね。しかもこのネオロイヤルでテールランプが昔懐かしい3連テールでウィンカーがシーケンシャルフラッシャーライトというものがついており、ネオロイヤルにこの組み合わせというかなり目を引く姿になっています。

空港リムジン仕様ながらサブエンジン式エアコンというのも独特ですね。多いのは空港リムジン仕様はトランクの容量を確保するためメインエンジン直結エアコン式を採用していることが多いですし。
トランクリッドは空港連絡仕様らしく横開きながらプラグスイングドアが採用されているというのもなかなか面白い点ですが、一方でこの仕様だけでなく、大阪空港交通では他に折り戸仕様だったりリアスポイラを備えるものもあるようです。路肩灯が斜めについているのも特有ですね。

残念ながらこの珍しいクルマは21年に除籍されてしまっていて今は存在しないようですが、01年式のこのクルマも今年で24年になりますからね。でもそんなに前のクルマには見えないのはネオロイヤルのデザインが秀逸であるためではないでしょうか。

昔は富士重工やNSKのボディに大型4社のシャーシを組み合わせたものが結構ありましたが、今はないですね〜。メーカーも今ではジェイバス系か三菱ふそうかの2択になってしまったのは寂しい限りです。

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