
今日は函館バスから1台ご紹介です。 今日ご紹介するのは函館バス函館営業所所属の函館200か1026、日産ディーゼル+西日本車体工業96MC−B−U スペースランナーRA・ノンステップです。
このクルマは昨年函館バス入りしたPKG代のスペースランナーRA。元々は07年に東急バスが導入したもの。 最近函館バスで増殖しているタイプのクルマの1つですね。
転用改造は最小限のようで、側面表示機や車外スピーカーは前乗り仕様時代のまま。また東急バスとベースカラーが同じということで塗装もあまり手を加えず使っているようで、中ドアの上には東急バス時代の青ラインが残っています。 ヘッドライトのLED化は東急バス時代からなのでしょうかね。
函館バスや道南バスでは近年増殖していてものすごくよく見かけるスペースランナーのノンステップ車ですが、札幌圏ではほぼ導入がなかった車種。 そもそもテールランプがマイクロのシビリアン同様の物が採用になってからのスペースランナー自体が少数派なので、そんなクルマがたくさん走っている光景に面食らってしまう感じすらしましたし、札幌圏で多いJバス系統が少数派、290系も保有していないわけではないようですが、全然見かけないという状況に「へぇ〜」なんて思ってしまいました。
11年ぶりに函館バスを撮影しましたが、11年前と比べると顔触れは大きく変わっており、ノンステップ率が非常に高い印象でした。今回私が何度か乗ったバスもすべてがノンステ車でしたし、以前見たツーステップ車は全く見かけませんでした またMT率も高いですね。札幌圏ではだんだんとMT車が貴重品になって来ている中、函館バスではまだまだMTが主力でした。 ただ年式は移籍車中心のラインナップだけあって平均年齢は高いようですし、フルカラーLEDの採用もまだのようです。 また以前郊外路線で見かけたマーキュリーカラーも見かけませんでしたので、ほんとに顔ぶれが変わったなと感じた次第でした。
これらのクルマもまだまだ使えそうな感じですが、何気に今年で18年目のクルマ。全然そんな感じには見えませんが、結構お歳なんですよね。
日産ディーゼル車ももう末期のクルマが移籍してきていますので、そろそろ在庫切れで中古市場にも流通しにくくなる時代。そうなった時函館バスではどんな車両を導入することになるのでしょう。 じょうてつのようにフロントマスクが変わる前のエアロスター・ノンステップなどを導入することになるんでしょうかね。 |
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